アパレルの女性店員が貧困化するワケ

アパレルの女性店員が貧困化するワケ「食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています」

華やかな世界に見え、大型ショッピングモールやアウトレットモール、おしゃれな個人店においてもかなりの低賃金。

「好きだから」という理由だけでは続けられず、辞めていく若者がたくさん私の周りにもいました。

飲食業界も含め、こうした若者がガムシャラに低賃金で働きづめ、政治から離れ、気が付いてみたら若者世代は置いてけぼり?


アパレル店員さんといえば、売り上げ目標のために自社製品を買うのは当たり前、元旦のセールやGW、セールのときはタイムカードを先に押してから残業。

会社はブラックなどとの批判を避けることなども含め絶対余計な残業するなとの指示があるようです。健全な労働環境であるという体裁は保ちたいのでしょう。

しかしそこまでしないと追いつかない圧倒的な仕事量。

薄利多売による圧倒的な作業量のようです。

ファッションもファストになりましたが、人の使い方もファストであります。

人材の薄利多売とも言える状況は、どのお店も同じようですね。


しかし、もしかすると、ベーシックインカムの実施によって生み出される少しの余裕で、真に必要でない業務から私たちを解放してくれるかもしれません。

好きなことでたくさん働いて、自分のライフスタイルを作り上げていく。

家族との時間や友人との時間、自分のための時間や政治や社会と関わるための時間、そうした少しの余裕が他者のことを思いやる原動力になるんだと信じています。


そうした新しい価値感はベーシックインカムなら可能かもしれません。

可能か可能じゃないか、一緒に考えてみませんか?



アパレルの女性店員が貧困化するワケ「食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています」

日刊SPA!より

2015年5月12日

<取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>

http://nikkan-spa.jp/850075

以下記事引用



 今や「単身女性の3人に1人が貧困状態にある」という調査結果もあるほど、もはやニッポンの大問題として取り上げられることも多い「女性の貧困」問題。彼女たちはいかにして貧困に沈んでいくのか。長年「貧困問題」について取材を続けてきたSPA!取材班が、「女性の貧困」問題について改めて徹底調査。世代別に彼女たちの貧困ぶりを見ると、そこにはさまざまな「共通項」が浮かび上がってきたのだった――。

 ここでは、「20代女性の貧困問題」について、その壮絶な実態を一部紹介する。

◆食費を削って服を買い、薬を飲んで耐えています
~前島知美さん(仮名・28歳)/アパレル関係~

 若い女性が多く働くアパレル業界。華やかに見えるが、実は低賃金で過酷な労働を強いている面がある。契約社員としてショップ店員を務める前島さんの年収はおよそ150万円。休みはほぼなく、もちろん、福利厚生など皆無だ。

「19歳のときに『カリスマ店員』に憧れて飛び込んだものの、現実は華やかな世界どころか、若いコを倒れるまで使い潰すのが当たり前のブラックな業界でした。徹夜で残業をしたり、休日出勤も当たり前なのに手当ては一切出ない。一人当たりの売上げノルマもあるのに、13万円しかない月給のなかから自腹で自分の店の服を買わないといけない。食費を削って服を買うコも多いので、ガリガリに痩せて病気になったり、みんな常に大量の薬を持ち歩いています」

 同じ職場の10代の女性は劣悪な環境に耐え切れず、ストレス性の糖尿病で倒れたという。

「『アパレルには健康なスタッフはいない』というのが業界のあるあるネタです。若いコは生活苦や体を壊してどんどん辞めていく。それでもアパレルに憧れたコはどんどん入ってくるから、ブラックな体制は何も変わらない。私も数年単位でお店を転々としていますが、どこも似たりよったりで、生活は全然楽になりませんね」

 時折、ふと疲れた顔を見せる彼女もまた、精神的にギリギリの状態で働いていた。

「資格を取る時間もないし、みんな目の前の仕事をこなすことしか考えられない。それに職場は10代や20歳そこそこの若いコばかりなので、法律の知識がないから辞めた後も泣き寝入りするしかない。業界もそれを知ってて利用してるはず。人を追いつめて使い潰す業界の体質そのものが、貧困女子を量産しているんだと思います」


 他業種へ転職できるようなスキルも身につかず、心と体を壊せば再起するにも時間がかかる。きらびやかな世界の闇は異様に深い。

 5/12発売の週刊SPA!に掲載されている大特集『ニッポンの大問題[女の貧困化]が止まらない!』では、上記のような「リアルすぎる実例」が世代別で続々登場。彼女たちの未来予想図にもぜひ注目してほしい。20代、30代、40代別で「女性の貧困」問題を検証していくと、「ワーキングプア」「シングルマザー」「隠れホームレス」などさまざまな問題が浮かび上がり、貧困大国ニッポンの真の姿に誰もが驚きを隠せないことだろう。

 果たして、新局面を迎えた「女性の貧困」問題に我々はどう向き合えばいいのか、ぜひとも考えながら読んでいただきたい特集なのである。 <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>