フィンランド新政府、ベーシック・インカムの実験について表明

フィンランドでも新政府によって実験の発表がありました。

しかし具体的なスケジュールや詳細な情報は発表されていないようです。

実験が行われるかどうかはさておいて、この記事ではヨーロッパにおてい様々な政府や政党が興味を示していて、

「今回の動きは、スペインのポデモス党やオランダの民主66(デモクラシー66)党のようなベーシック・インカムを党の政策にしている欧州の有名な党によるベーシック・インカムへの世界的な関心の高まりも反映しています。」

とのことです。

ベーシックインカムについては荒唐無稽と揶揄されれることが多々ありますが、ヨーロッパでは実験を行うに値すると判断する人たちが増えているのは事実のようです。

荒唐無稽といって一蹴してしまう思考停止状態では、確かに荒唐無稽に見えることでしょう。

良くも悪くも実験が増えることは、ベーシックインカムが良いか悪いかも含め新たな一歩だと思います。



「フィンランド新政府、ベーシック・インカムの実験について表明」

幸せ経済社会研究所より

2015年7月22日

著者:Liam Upton氏

http://ishes.org/happy_news/2015/hpy_id001765.html

*この記事は2015年6月にベーシック・インカム・アース・ネットワークに掲載されたLiam Upton氏の記事を翻訳・編集したものです。


この記事の原文を読む(英語)

http://www.basicincome.org/news/2015/06/finland-new-government-commits-to-a-basic-income-experiment/


以下記事引用


(ベーシック・インカム・アース・ネットワークより)

フィンランド新政府は、2015年5月に発表した政府計画の一環として、ベーシック・インカムの実験を実施することを表明しました。ベーシック・インカムとは、「すべての人々に無条件に一定の所得が与えられる」制度のことです(「キーワード解説」にも掲載されています)。フィンランド政府の公約には、政府計画の健康・福祉分野で「ベーシック・インカムの実験を実施する」との1行で表されています。

4月の総選挙で第一党となった中央党とユハ・シピラ新首相が、ベーシック・インカムを支持していることは、知られています。しかし連立政権のパートナーである真正フィン人党と国民連合党はこの問題について公言していません。ベーシック・インカムに対して十分な言及がないことは、政府のこの政策への関与に疑問を投げかけています。


それでも、これは欧州の国としては初のベーシック・インカムの実験であり、先進国でも1970年代以来の事例となります。ベーシック・インカムの実験は近年、インド、ナミビア、ブラジルでも行なわれましたが、これまでのところ、経済的成果、健康、住居の改善などかなり良好な結果が報告されています。

また、今回の動きは、スペインのポデモス党やオランダの民主66(デモクラシー66)党のようなベーシック・インカムを党の政策にしている欧州の有名な党によるベーシック・インカムへの世界的な関心の高まりも反映しています。

なおフィンランド政府は、この実験について、スケジュールや詳細な情報は発表していません。

*この記事は2015年6月にベーシック・インカム・アース・ネットワークに掲載されたLiam Upton氏の記事を翻訳・編集したものです。

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